今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 使者もエステルに対しては懐疑的だったが、村長がわざわざ紹介し、周りにいた村人たちが誰も反論しなかったために受け入れたのだろうと思われた。

「それでね、ちゃんと行くってことを伝えておこうと思って。ほら、前みたいに心配させたくないから」

 エステルが言っているのは、以前レスターと街に行ったときのことだ。

「気をつけて行ってくるから大丈夫だよ」

「信用ならん言葉だな。なにをどう気をつけるつもりだ。用心したところで、非力なお前になにができる」

 ゼファーの指摘はもっともだったから、エステルは困って口をつぐんでしまった。