今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 料理人気分で次々に肉を焼いていくと、辺りには食欲をそそるなんともたまらない香りが漂う。

「とってもいい匂いがするわね」

「待ちきれねー」

「酒が必要な気がする」

 背後で幼馴染たちが話すのを聞きながら、エステルはジャガイモを細切りにする。

(油も有効活用できて、しかもおいしくて。ポテトを考えた人って天才だと思う)

 焼いた肉を皿によそってから、余った油を使って付け合わせのポテトを作る。

 ついでに薄焼きのパンと野菜を用意していると、エステルのもとにレナーテがやってきた。

「座って待ってるのは落ち着かないわ。なにかやらせてちょうだい」