今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「お昼を食べそこなったせいでお腹ぺこぺこなのよ。なにか手伝うことはある?」

「ううん、あとは焼くだけだから大丈夫。みんな座って待っててね」

「はいよ。男手が必要になったら呼びな」

「ありがと、フェンデル」

 さっそくエステルは台所に向かい、平たい鍋──フライパンを火にかけた。

 そして昼のうちに用意しておいたものを、家にある簡易氷室から取り出す。これはゼファーの魔法関係なく、もとからこの家にあった氷室だ。

(おいしくできたらいいな!)

 エステルが用意していたのは、コカトリスの肉を漬け込み液に浸したものだった。