今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「充分だよ。メイナ村以外に持って行ったら、もっといろんなものが手に入るかもしれないね」

「ほかの人間の縄張りには君も王もいない」

「まあ、それはそうだね」

 人間に興味があっても、あくまでラズやその一族にとって重要なのはゼファーの存在だった。

「せっかくだからうちで作った塩と交換しようか。味比べしてもおいしいかも」

「同じ海から作られたものなのに、違うのだろうか?」

「それをたしかめてみるの。楽しそうでしょ?」

「君は次から次に私の知らないことを考えつく。やはり、王のそばを許されるだけの能力を持った人間なのだな」