今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 またエステルの中でゼファーへの認識が深まる。

「私を使わないのなら、私が使う。お前はどうしたい?」

「どうしてそんなに協力してくれるの」

 ゼファーはエステルの意思を極力尊重する。

 エステルがなるべく頼りたくないと言ったから、自分の力を直接使うのではなく、使えるものを利用してエステルの希望を叶えようとしているのだ。

「理由が必要なのか?」

 エステルは自分を見つめるゼファーをじっと見つめ返した。

 理由を隠したいのか、単なる気まぐれなのか、冷たい瞳からは読み取れない。

「……ううん、いいや。ずっとそうだもんね」