今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 しばらくして料理が運ばれてくると、エステルはさっそくスープを口に運んだ。

 キャベツと根菜がメインで、肉は鶏肉を使用しているようだ。

 村で出るものよりは食材の種類が多いが、ぬるいせいで肉の脂が固まっており、舌触りが悪い。

 野菜の芯には火が通っておらず、嫌な固さが残っている。

「作ってもらっておきながら言うのは申し訳ないんだけど、全然おいしくないや。食べてみる?」

「本気で言っているのか?」

「魔族的にどうなのか感想を聞きたい気持ちはあるよね」

 あくまで冗談だったため、エステルはまずいスープをちゃんとひとりでたいらげた。