今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 一般人の出入りができないわけでもないらしく、悩みがありそうな顔をした街の人々が門から中へ入っていった。

(この世界でいう警察署みたいな?)

 エステルもレスターとともに中へ入り、そこにいた案内人に指示されて受付に並んだ。

「人がいっぱいいるね」

「みんな困っていることがたくさんあるんだよ」

 きょろきょろしながら、エステルは詰所の中を確認する。

 扉を入って前方には腰までの高さをしたテーブルがずらりと並んでいる。

 そのテーブルで部屋の奥と入り口側を区切ってあり、どうやら一般人はその区切りを越えて奥に入れないようだ。