石畳の道はまっすぐ王城へ通じており、横に逸れる道は居住区や商業区に繋がっているようだった。
行き交う人々を見ながら、エステルは奇妙な気分になって笑ってしまう。
(初めて来るのに、どこになにがあるか知ってる。この街の下水道がお城の中庭に繋がることだって知ってるんだから)
ゲームでの地図と目の前に広がる光景を頭の中で重ねたエステルは、勝手に歩き出そうとせず、しっかりレスターの手を握った。
「村のものが街でも売れるかどうか、しっかり見て帰ろうね!」
「うん、そうだな」
今回の旅の目的は情報収集だ。
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