「ならなかったら酒にしてくれよ。俺が飲むから」
「まだ言ってる」
笑ってから、エステルは煮詰まってとろみが出た果汁を木べらでゆっくり混ぜた。
「これ、そこに置いてくれる?」
「はいよ」
「疲れてるのにごめんね」
「気にするなって」
果汁は鍋の半分ほどにまで減っていたが、エステルが持つにはまだ少し重い。
フェンデルは鍋をテーブルまで慎重に運ぶと、そこに用意してあった布の上に下ろした。
「さて、次はなんだい?」
「これをここに広げるの」
エステルが示したのは、四角い木の皿だった。蜜ろうでコーティングした布が広げられている。
「布の上に?」
「うん、そう」
「まだ言ってる」
笑ってから、エステルは煮詰まってとろみが出た果汁を木べらでゆっくり混ぜた。
「これ、そこに置いてくれる?」
「はいよ」
「疲れてるのにごめんね」
「気にするなって」
果汁は鍋の半分ほどにまで減っていたが、エステルが持つにはまだ少し重い。
フェンデルは鍋をテーブルまで慎重に運ぶと、そこに用意してあった布の上に下ろした。
「さて、次はなんだい?」
「これをここに広げるの」
エステルが示したのは、四角い木の皿だった。蜜ろうでコーティングした布が広げられている。
「布の上に?」
「うん、そう」

