今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 食の向上や第二次産業、そして氷室という便利なものの存在によって、エステルは村人たちが贅沢を求め始めたのを感じていた。

(やることが多すぎるなぁ)

 今日のエステルの仕事は、フェンデルと一緒にリンバーグ山で採取したベリーをお菓子にする作業だ。

 協力を申し出たフェンデルの厚意に甘え、彼の自宅を借りている。

「ちびちゃん、こっちのは全部洗い終わったぜ」

「ありがとー」

 贅沢品は商人がよそから持ち込むもので、村で作られるものではない。

 ゆえに贅沢品とされ、手に入ったときは村長が村人たちに平等に分け与える。