(レナーテ……だけの力じゃないと思う。だとしたらゼファーはここでなにをしたんだろう……?)
エステルの疑問は今までなかった氷室への扉を開いたことで解消した。
「な、なにこれ」
以前は四方を天井まである高い棚で囲んだ、お世辞にも広いとは言えない土壁の部屋だった。
人ひとりならばここで生活できるだろうかと思われる程度の広さで、寒さも歯を鳴らすほどのものではなかった。
しかし今は違う。
部屋というよりも広間と呼ぶほうが近そうだった。
以前の氷室の十倍近くは広がっている部屋の中は、壁面が薄青い氷に覆われている。
エステルの疑問は今までなかった氷室への扉を開いたことで解消した。
「な、なにこれ」
以前は四方を天井まである高い棚で囲んだ、お世辞にも広いとは言えない土壁の部屋だった。
人ひとりならばここで生活できるだろうかと思われる程度の広さで、寒さも歯を鳴らすほどのものではなかった。
しかし今は違う。
部屋というよりも広間と呼ぶほうが近そうだった。
以前の氷室の十倍近くは広がっている部屋の中は、壁面が薄青い氷に覆われている。

