今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 変にごまかすのはやめ、子供っぽく胸を張ったエステルをディルクが快活に笑った。

「そっかそっか。俺に思いつかねーことばっかでほんとすげーよ。これからもいろいろおもしろいこと、教えてくれよな」

「うん! 任せて!」

 基本的に村の人間はディルクと似た反応をする。

 だからエステルは未知の技術を伝えることに抵抗がなかった。

(ゲームの中の住民も、すごく素直に新技術を取り入れるもんね。今まで考えたこともなかったな)



 エステルはまだまだ発展途中の窯場を見学してから、再び村へ戻った。

 魔法組の様子を見に行こうと、行き交う村人たちにあいさつをしながら歩く。