今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

(お兄ちゃんはちょっと過剰すぎるけどね)

 と思いはしたが、エステルは声には出さず素直にディルクの言うことを聞き入れる。

(なんだかんだいって、お兄ちゃん以外も結構過保護だよね。年齢のせい?)

 照れくさい気持ちになったエステルは、先日ディルクに伝えた炭の件を思い出した。

「そういえば石窯の調子はどう?」

「ああ、あれ? これでいいのかなーって感じだけど、とりあえず完成はしたっぽいぞ。でもなあ。火にくべるなら薪でいいじゃねーか。一回燃やした木なんか、燃料にならねーだろ?」

「私も昔はそう思ってたけど、炭ってすごいんだよ」