今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 魔力に近しいレナーテ以外はいまいち実感できていないようだったが、彼女がエステルの言葉に賛同したことで、万が一の備えに対してより前向きになってくれたのだった。

「ま、そのときが来てもなんとかなるさ。大人に任せておきな」

 大人というのはフェンデルやほかの幼馴染たちも含まれる。

 この村の人々が子供と呼ぶ存在はエステルだけだ。

「うん、ありがとう。じゃあいっぱいおいしいお肉を捕まえてね」

「そうなると、ディルクにも手伝ってもらったほうがよさそうだな」

 そんな話をしたあと、エステルはディルクのもとへ向かった。

 彼は村の門を出て左に曲がったところにある製材所にいた。