今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 大抵の場合は、ゼファーのそばにいることが多いエステルが代弁するため、最近は彼女を通じて質問する者も増えている。

「ここに住むって決めたんだったら、もう少し村に馴染む努力をしてほしいな」

 ゼファーはエステルの言葉を無視した。

 なかなかに気難しいゼファーだが、なんとなくエステルは彼を放っておけないでいる。

(村の未来のことを教えてくれたのもそうだけど、悪い人ではなさそうなんだよね)

 それが勘違いではないと最近のエステルは学びつつある。

その証拠に次の日の朝を迎えたエステルは、家の倉庫に誰も運んだ覚えのない薪が山のように積まれているのを発見した。