今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「……だから毎日のように私のもとを訪れていたのか?」

 初めてゼファーの顔に表情が浮かんだ。

 疑問と困惑、訝しんでいるようにも見える。

「そんな感じ」

 自身との関係をどこまで口にしていいか判断できず、エステルは曖昧に濁して答えた。

 それを聞いたゼファーがなぜか口もとに薄く微笑を浮かべる。

「力は使うものだ」

「だから、使い方がわからないの」

「手のかかる人間だな」

「教えてくれるの?」

「お前の持つ力と私の力は同種ではない。むしろ相反するものだ。教えを乞われたところで答えられん」

 女神と魔王の力なのだから当たり前である。