今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「人間は自業自得という言葉を知らんらしい」

(逆にあなたはずっと封印されてたのによく知ってるね)

 とは言わず、エステルはあきれてひとりで作業を続行しようとした。

 しかし不意に彼女の横をすっと風が通り抜ける。

「いい加減、飽きた」

「えっ、ちょっ」

 いつの間にかエステルの隣に立っていたゼファーが、彼女の身体を抱え上げる。

 今度は襟首を掴まれなかったが、代わりに腹の下に手を入れられてがっちり拘束された。

「あ、危ないから!」

「お前が暴れなければ問題ない」

「エステルを放せ! 変態!」