今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

(こんなことならもっと攻略本を読むとか、開発者のインタビューを読むとか、考察班のまとめサイトを読むとかしておけばよかった)

 少なくともこの短いやり取りから考えるに、ゼファーは人間を自分と対等な生き物だとは思っていないようだった。

 それだけは忘れないようにしようとエステルが思っていると、今度はゼファーのほうから声をかけてくる。

「お前はこれから働きに向かうのか?」

「え? う……うん」

 ゼファーを見つけて決定事項を伝えた後は、いつも通りレスターの畑を手伝うつもりでいた。

 だから素直にうなずいたのだが、エステルはゼファーがそれを聞く意図を理解できないでいる。