今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「少なくともあちらさんは俺たちを助けてくれたわけだ。つまり今のところ、俺たちに対して敵意がない。だったら下手に嫌われる真似をするより、仲良くなっておくほうがいいんじゃないか?」

 それを聞いたエステルは、急に視界が開けた気がして勢いよく立ち上がった。

「そうだよ、フェンデルの言う通り!」

(復活したのはもうどうしようもないんだから、魔王に嫌われないようにすればいいんだ! 借りの話を考えると意外に律儀そうだし!)

 急に勢いづいたエステルを不思議に思ったようで、レスターが心配そうな顔をする。

「でも、エステル……」