恋愛ゲームの悪役令嬢に転生しましたが、推しカプの仲人に忙しいので、そちらはどうぞ勝手にお幸せに


「嘘……あなたはマルガレーテが好きなのでしょう!?いつも一緒にいて親しそうじゃない!!」

やっぱり、お姉様はわたくしとシシの仲を誤解していましたわね。わたくしの狙い通りに。

すると、シシはさらに強くお姉様を抱きしめましたわ。

「……それは、嫉妬してくださったのですね?」
「し、知りませんわ!シシ、わたくしを離して」
「いいえ、あなたが素直になってくださるまで離しません」 
「……っ」

あああ~〜鼻血が出そうですわ。絶対目が血走って鼻息が荒くなってる自覚があります。現代日本の町中にいたら、絶対、不審者で通報案件ですわね。某巨大ポータルサイトの不審者情報にも掲載確実ですわ。

「そうよ……ずっとやきもきしてましたの…あなたとマルガレーテが好きあってるのではないかと…夜も眠れなかった……だってわたくしは……」

数度、逡巡されましたが……お姉様は遂に素直になられました。

「あなたが、好きなのですもの!シシ……ずっとあなたが好きだった……!!」
「リリアナお嬢様……オレも、です」

優しく微笑んだシシは、今度はそっとお姉様を抱きしめました。

「オレも、出逢った瞬間からあなたに惹かれていました。オレの、オレだけのお嬢様……」
「シシ……」

そして、2人は……ああ、お二方のちゅ~まで見られるなんて!なんて最良の日でしょうか。