みんなと話してると、ママが飲み物とお菓子を持ってきてくれた。

『ありがとうございます』

「ママ、紹介するね。女の子が海で、横に座ってるのが双子の兄の空。その横に座ってる黒髪が春輝で、シルバーが朔也。で、さっき手土産持ってきてくれた瑠生」

「海ちゃん、女の子なのに睡蓮入ってるって凄いね。かっこいいよ」

「そんな事ないですよ。かっこいいなんて、初めて言われました」

「ふふ。みんな、ゆっくりして言ってね」

ママは、部屋を出ていった。

「凛のお母さんって、俺たちが睡蓮って知ってるんだな」

春輝が言った。

「うん。友達紹介してって言われた時に、睡蓮って言ったからね」

その後、ママが夜ご飯って呼びに来るまで2時間ほど喋っていた。

ご飯が、いつもより豪華だった。

めちゃくちゃ気合い入ってた(笑)

食後のケーキもあった。

「あら、もう20時過ぎてる。凛、みんなを駅まで送ってきてあげたら?長谷川さんにお願いしてあるから」

「わかった」

もうすぐしたら、湊帰ってくるもんね。

『お邪魔しました。ご馳走様でした』

「また来てね。凛のことお願いね」

長谷川さんにお願いして、駅まで送ってもらった。