「じゃあ、俺が勝ったらかき氷奢れよ」

「絶対痩せるからね!」

GW終わったら、お菓子我慢しよ。

絶対痩せて、夏祭りで大翔にかき氷奢らすんだから!

お昼になり、一度プールから上がってみんなでご飯を食べた。

「そういえば、さっき大翔と凛なんか言い合いしてなかったか?」

舜君が聞いてきた。

「凛が、3キロ太ったって話っすよ」

「ちょ、何でみんなの前で言うのよ!」

私は近くにあったペットボトルで、大翔の頭を叩いた。

「おまっ、それは痛すぎ」

「大翔が、言うからでしょ」

「でも、俺も太ったと思ってたぞ」

悠人君が言ってきた。

すると、他のみんなも頷きだした。

そ、そんなにわかる?

なんかショック何だけど…

「太ったって言うより、少し丸くなっただけじゃね?」

「岳にぃ。全然フォローになってないからね」

少し丸くなった=太っただから。

「絶対夏までに痩せるからね!見ててよね!」

「よし、今から体重測りに行くぞ」

大翔は、私の手を引っ張り立ち上がった。

「え、今!?」

みんな「俺も見に行く」って、ついてきてるし。

そして、体重計の前まで連れてこられた。