「きゃー!」

ザッバーン!!

「大翔!もう1回行こ!」

「はいはい」

GW1日目。

白蓮のみんなで、室内プールに来ている。

高校に入学して1ヶ月が経った。

学校は、それなりに楽しい。

瑠生たちがいるから。

白蓮と睡蓮の倉庫を、交互に行く日々。

睡蓮の倉庫行く日は、夜ご飯も食べて帰っている。

私のお箸とお茶碗も、無事に完成したので取りに行った。

毎日のように、海と瑠生とメールしている。

瑠生は、日常的な挨拶ばっかだけど。

「凛、お前少し太ったんじゃね?」

ウォータースライダー並んでると、大翔がお腹のお肉を摘んできた。

「なっ!?失礼じゃない!?」

「正直に言っただけだ。前来たの、12月だったか?そこから太っただろ?」

「さ、3キロぐらい…?」

「3キロ!?」

「ちょ、ばかっ!声大きい!」

「いてっ」

私は大翔の背中を叩いた。

自分でも、そろそろ痩せなきゃヤバいと思う。

3キロって、本当にヤバい。

まぁ、受験期間中ストレスで太ったのもある。

「GW終わったら、ダイエットするの!夏までに3キロ痩せる!」

「絶対無理だろ」

「絶対痩せる!じゃあ、痩せたら夏祭りでかき氷奢ってね!」