「ん?どうした?」

「修学旅行の班って男女一緒でもいいよね?」

「あぁ、別にいいと思うぞ?ホテルの部屋は海と凛2人部屋で、春輝たちで4人部屋になるけど」

一緒の班でいいんだ。

じゃあ、私たちの班はこのメンバーで決まりだ。

いつものメンバーで。

中学の時の修学旅行は仲良い女の子いなくて全然楽しくなかったけど、高校の修学旅行は絶対楽しくなる予感。

学校終わると、私はママとパパと希那さんと潤さんとランチの予定があったので駅でみんなとわかれた。

希那さんと潤さんが、ご飯食べに行こって誘ってくれたので食べに行くことに。

駅で待ってると、私の前に車が止まった。

「凛様。おかえりなさいませ」

「あれ?長谷川さんだけですか?」

車を見ると誰も乗ってなかった。

「はい。皆さん朝から一緒にお出かけされていまして、凛様を連れてくるように言われました」

朝から出かけてたんだ。

私は車に乗り、ママたちの所まで送ってもらった。

お店に着くと、席に案内された。

「あ、凛。学校お疲れ様」

「凛ちゃん、おかえり」

ママと希那さんはいたけど、パパと潤さんはいなかった。

「ただいま。パパたちは?」

「仕事の電話してからくるって。私たちもう頼んでるから、凛も頼みなさい」