【完結】婚約破棄を望んだのに、なぜか愛で埋め尽くされそうです!



 その時まで私は、カオルと夫婦でいられるのだろうか。

「お姉ちゃん、赤ちゃん大きくなってきたね」

「そうでしょ? 少しずつ大きくなってるよね」

 お腹を擦りながら嬉しそうに微笑む姉を見て、私は「赤ちゃん、女の子?男の子?」と話題を変える話をする。

「えー、知りたい?」

「知りたいよー」

 姉は旦那さんと微笑み、私に「まだ内緒!」と意地悪なことを言う。

「え、なんでよ!教えてくれてもいいのにー」

「そのうち教えてあげるよ」
 
「そのうち?」

 でも多分、性別は分かってるっぽいな。 どんな子が産まれてくるのか、楽しみだな。

「ミクは女の子と男の子、どっちが産まれてきたら嬉しい?」

「えっ? そうだなあ……。女の子がいいかな。たくさんぬいぐるみとか、買ってあげたいな」

「確かに。ミクもぬいぐるみ好きだもんね」

「うん」

 私の部屋にはたくさんぬいぐるみがある。大きいぬいぐるみもあるし、手のひらサイズのぬいぐるみもある。
 特にクマのぬいぐるみが大好きな私は、クマをたくさん集めている。

 パンダのぬいぐるみも好きだし、イルカとかもあるけど。クマがたくさんあるかな。
 でも私……なんか子供っぽいかな?