あぁ、これは。 隣が騒がしくなりそうだ⎯⎯⎯⎯。 「分かった。私も瑠花でいいからね」 「りょーかい、 瑠花」 そう言って彼は控えめだが口元に笑みを浮かべた。 この人⎯⎯⎯、 変に距離近かったり、綺麗に笑ったり…… なんだか心臓に悪い。 自分の顔の良さ分かってるのかな…。 でも最初無表情だったから怖い人かと思ったけど、優しそうな人でよかった。 まぁ別の問題は出てきそうだけどね…フッ。 なんて遠い目をするのであった。 そして、授業開始のチャイムがなった⎯⎯⎯。