予想外の言葉に一瞬ぽかんとしてしまった。


そして、思わず吹き出す。



「ふはっ! そこ?……本当に、、ふふふっ」


「な、何? ……だって予想外で…」



少し照れたように言う瑠花に、胸がじんわり熱くなる。



「そうだよ。でも僕個別だったし授業数もそんな取ってなくて、大体は自習室にいたから知らなくて当然だと思う。
僕だって、瑠花を見るためだけに休憩室に行ったりしてたぐらいだもん」



そう言って目を細め微笑むと

彼女は顔を赤らめフイっと顔を背けてしまった。



……あぁ、可愛い。


本当に可愛い、好き。


僕の瑠花……もう逃がさないよ。



もうこれからはずっと…

離れないように繋いでおかないとね。



そう目をギラギラさせながら瑠花を見つめたのであった。