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そしてあの日、キスをしすぎた僕は⎯⎯⎯


キス禁止令を出されたがハグは許してもらった。


更に彼女が "僕との事を考えてくれる"と

ようやく進展したことに舞い上がったのである。



……実は、彼女が寝てる間何度か(割とたくさん)、キスをさせて頂いてたんだけど、

ダメって言われちゃったから遠分は我慢しなきゃなぁ。



あの一件以降からは彼女を家から出さず

残りの夏を二人だけの世界で楽しんだ。



もしかしたら、

今の瑠花にはまだ重かったかもしれないけど…

慣れてもらわなきゃいけないから……ね。

ごめんね?




夜空に打ち上がる花火を浴びてきらきら光る


彼女の瞳を横から眺めながら、そう思うのだった。