ようこそ、新たな自殺志願者たちよ

ホラー・オカルト

桜野夢花/著
ようこそ、新たな自殺志願者たちよ
作品番号
1695604
最終更新
2023/04/30
総文字数
10,699
ページ数
24ページ
ステータス
完結
PV数
1,088
いいね数
51


 ほんの軽い気持ちだった。


『行ったら必ず死にたくなる、恐怖の廃墟病院』



 都市伝説なんて嘘だと
 ――そう、思っていた。


  ▽
  ▼


幼馴染の、幽霊が見える(らしい)アヤと
足を踏み入れる。


「ようこそ、新たな自殺志願者たちよ」



オレたちは、


生きて帰れないかもしれない。



START→2023/4/16
END→2023/4/30


※表示画像はフリーイラスト(ミカスケ様)よりお借りしました。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

💓夢花さんへ💓

今回は、夢花さんの初?の短編ホラーということで読みに来ました!!(実は他サイトではホラーを書かれているかもですが👉🏻👈🏻‪‪💧)
実はお恥ずかしながら、個人的にはホラーはジャンルの中で苦手(怖いの駄目という💦)でして、今まで避けておりましたが、夢花さんの短編は全て読破したい!という気持ちで突き進んだ次第です(笑)🤭💗

ヒーローである亮くんは、夏休みの自由研究で都市伝説を調べることに!
その廃墟病院では必ず死にたくなるという……。

幼なじみのアヤちゃんは、霊感が強いために最初は亮くんの誘いを断るも、心配になってついて行く姿は健気で可愛くて、亮くんのことを心配してるんだなというのが伝わってきました😖💓

いざ廃墟病院に着くと姿も見えない相手からの死ねの言葉連呼。けれど、ただのホラーで終わらないのは今まで夢花さんの作品を読んでわかりましたよー!✨✨
それこそ、廃墟病院にいる謎の男が実はワケ(読んでいくうちにわかっていたり(笑))ありということも。登場人物はどんなに悪者でも、タダの悪者で終わらせない。それが夢花さんですから〜!ꉂꉂ😁

謎の男の正体は大量虐殺事件を起こした元死刑囚。けれど、そんな男も過去は苦しく残酷なもので……。未来には絶望しかないと2人に伝えるも、きっと2人には、2人だからこそ素敵な未来を作れる気がします。男は絶望のままで生涯を終えてしまったけれど、来世では幸せでありますようにと願います🥲💞

序盤は怖い感じで終わるかとドキドキしていましたが、中盤からはスラスラと読めて、続きが気になる感じで一気読みっ!しましたよ😖💓
相変わらず短編は、どれも綺麗にまとめられていて面白いです!初のホラーでしたが、恋愛ものとは違って、普段とは違う新鮮さを感じられました🙌🏻💕︎

最後の廃墟病院に行ったら必ず死にたくなる、が、好きな人に思わぬ告白をして死にたくなる(笑)はタイトル回収というか上手いというかw🤣🤣🤣

ホラー要素が多めでしたが、最後は夢花さんお得意!!の胸きゅんで、ラストを飾る!とは、流石としかいいようがありません✨

今回も素敵な作品を書いていただき、ありがとうございました😊🙏
追記。夢花さんの短編にはどれもひとこと感想に投票しちゃってます😁💕

2023/08/24 17:43

この作品のひとこと感想

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