小春さんの言葉に、条件反射でじんわりと頬が熱くなった。
大事にしてくれてることは自分でよく感じていたけれど、こうして他の人の口から聞くと照れてしまう。
他愛のない話をしながら、駅から徒歩で十分ほどの場所にある小春さんのお気に入りのカフェレストランにやってきた。
ここは高層ビルの十階部分にあり、人気なのは開放的なテラス席なようだ。
無事に案内され、このお店で人気のデザート付きワンプレートランチを小春さんと一緒に注文した。
「すっごくおしゃれ……眺めもすごくいいし、外国みたいですね」
スマホを取り出し店内の写真を撮っていると、小春さんは不思議そうに首をかしげる。
「札幌にはないんですか? こういう雰囲気のカフェ」
「ないわけではないんですが、こういった高い場所にテラスは見たことがなかったです」
興奮気味に伝えていると、小春さんはクスクスと笑った後に立ち上がって私の横にやってきた。
「小春さん?」
「せっかくだし一緒に写真撮りましょうよ! 初めて遊んだ記念」



