あとはラッピングをしてメッセージカードを添えて完成だ。
久斗さんはまじまじとブラウニーを見た後、私が描いたメッセージカードを手に取る。
「これは?」
「矢代さんのおかげで仕事の一通りのことを覚えることができたので、感謝の気持ちをカードに書いたんです。ブラウニーといっしょに渡そうと思って」
「なるほど……矢代っていうと、あの男性だよな?」
メッセージカードから顔を上げた久斗さんは微笑んでいて、私も同じく笑みを返す。
「そうです! あのマッチョの……! ああ見えてすっごく甘党で私と趣味が似てるんですよ」
そのまま久斗さんに矢代さんと最近スイーツの話で仲良くなってきたことを話すと、喜んだ様子で聞いてくれた。
「……じゃあ、行ってくるから」
「はい、頑張ってきてくださいね」
身支度ができた久斗さんを玄関まで見送りにゆく。
彼の広い背中を見て、途端に寂しさが込み上げてきた。
もっと久斗さんといっしょにいたかったな……。
両想いになったからなのか、いつも以上に彼と離れがたい。
悲しい気持ちで玄関から出て行くのを待っていると、ふいに久斗さんが振り返った。
「つむぎ」
「……え?」
久斗さんはまじまじとブラウニーを見た後、私が描いたメッセージカードを手に取る。
「これは?」
「矢代さんのおかげで仕事の一通りのことを覚えることができたので、感謝の気持ちをカードに書いたんです。ブラウニーといっしょに渡そうと思って」
「なるほど……矢代っていうと、あの男性だよな?」
メッセージカードから顔を上げた久斗さんは微笑んでいて、私も同じく笑みを返す。
「そうです! あのマッチョの……! ああ見えてすっごく甘党で私と趣味が似てるんですよ」
そのまま久斗さんに矢代さんと最近スイーツの話で仲良くなってきたことを話すと、喜んだ様子で聞いてくれた。
「……じゃあ、行ってくるから」
「はい、頑張ってきてくださいね」
身支度ができた久斗さんを玄関まで見送りにゆく。
彼の広い背中を見て、途端に寂しさが込み上げてきた。
もっと久斗さんといっしょにいたかったな……。
両想いになったからなのか、いつも以上に彼と離れがたい。
悲しい気持ちで玄関から出て行くのを待っていると、ふいに久斗さんが振り返った。
「つむぎ」
「……え?」



