昨晩も、彼と同じベッドに入った。
淡いキスをもらい久斗さんの温もりに包まれると、深い眠りにつける。
疲れがとれるおかげで、ひとりで眠っていたときよりもずっと、仕事でミスを犯さなくなった。
彼はフライトと出張で夜に家にいないこともあるけれど、それ以外は絶対にいっしょに眠ってくれる。
久斗さんと眠ることが楽しみになっている。
でも……おやすみのキス以上のことをしたら、こんなふうに余裕は持てていないかもしれない。
「ふー、お疲れ様! 休憩に入りましょう」
ランチタイムが終わり、お客さんが出払ったのを見届けた後、秋元さんの合図で私たちは休憩に入った。
キッチンのお兄さんが作ってくれたまかないをテーブルの上に置き、いつものようにスタッフ全員で昼食を食べる。
「そういえば矢代君って、今月誕生日じゃなかったっけ? 二十三日だっけ」



