「無音だし、何も話さないし、なんか面白くなってきちゃってw」
「ほら、メイクやめるよー」
「お願いしますー、モモー!」
少しはぁっとため息をついて、スマホで音楽を流した。
「この曲知ってるー」
「今日にピッタリじゃない?なんか」
男性目線の歌ではあるが、夏祭りがイメージされる楽曲だ。
1秒でも早く彼女に会いたい、ずっと一緒にいたいって思いを歌った少しアップテンポの楽曲だ。
「セイヤもこんなこと思ってくれてないかなぁ」
「きっと思ってるよー」
ナツキの惚気だ。
いつからか時たまにこういう一面が見えてくるようになった。
"セイヤ"
その名前でいつかみた光景が脳裏によぎる。
クルミちゃんと熊沢君の公園での…
2人が醸し出していた雰囲気は異様だった。
クルミちゃんが好きなのは熊沢君なのかな…
「モモ、どうしたの?」
「あ、!ごめんぼーっとしてた。続きするね」
絶対ナツキに言えないと、頭の外に無理やり、思い出した2人の光景を追い出そうとする。
以前見た金髪に似合うメイクを少し自分なりにアレンジして、デート仕様のピンクメイクに、
髪型は髪の長さと、髪色を生かした編みおろしのスタイルに。
「ほら、メイクやめるよー」
「お願いしますー、モモー!」
少しはぁっとため息をついて、スマホで音楽を流した。
「この曲知ってるー」
「今日にピッタリじゃない?なんか」
男性目線の歌ではあるが、夏祭りがイメージされる楽曲だ。
1秒でも早く彼女に会いたい、ずっと一緒にいたいって思いを歌った少しアップテンポの楽曲だ。
「セイヤもこんなこと思ってくれてないかなぁ」
「きっと思ってるよー」
ナツキの惚気だ。
いつからか時たまにこういう一面が見えてくるようになった。
"セイヤ"
その名前でいつかみた光景が脳裏によぎる。
クルミちゃんと熊沢君の公園での…
2人が醸し出していた雰囲気は異様だった。
クルミちゃんが好きなのは熊沢君なのかな…
「モモ、どうしたの?」
「あ、!ごめんぼーっとしてた。続きするね」
絶対ナツキに言えないと、頭の外に無理やり、思い出した2人の光景を追い出そうとする。
以前見た金髪に似合うメイクを少し自分なりにアレンジして、デート仕様のピンクメイクに、
髪型は髪の長さと、髪色を生かした編みおろしのスタイルに。



