―美羽Varsion―


少し肌寒くなってきた秋口


時間がすぎる事が、とても早いことを実感させられた。


「おはよ〜!みーう!」


「おはよ!琴葉〜」


いつものように挨拶を交わし、他愛もない話をしていると


琴葉が思いついたように話し始めた。


「そうそう!もうすぐ文化祭だよね〜!」


「あれ?そうだったっけ?」