美花「……」


暁さん私を忘れているといいのに


暁「美花…」


美花「…」


暁「そいつら…」


美花「ごめんなさい!会うつもりは
ありませんでした!」


暁「?!」


美花「ただどうしても二人にお父さんの顔だけ
でも見せたかった…それだけなんです!!」


凛「お母さん、どうしておじちゃんに謝るの?」


美花「……帰ろ」


暁「あの時の俺は勇気がなかった、結衣は組の娘だ
だから美花に何かあってもおかしくない
状態だった。けど姉貴に、こいつら仲間
みんなに、自由でもいい、そう言ってくれた。
そのおかげで決心がついたんだ。」



美花「え?」


暁「美花、俺は結衣と寝た事もねぇ、
あいつと結婚もしてねぇ、
3年前からおれはお前が帰ってくるのを
ずっと待ってた。」


美花「?!ツ・・・」


暁「もし、まだチャンスがあるなら、俺の事をまだ
好きでいてくれたら俺と結婚してくれないか」


達は長いすれ違いをしてきたのかもしれない...
でもようやく長いすれ違いが終わるんだ


美花「私は弱虫でなんの力もない一般人です
そんな平々凡々な私とでいいですか?」


暁「勿論だ」


美花「暁さん!」


私は子供が見ている前で大泣きをして
しまった。


美花「暁さん!暁さん!ずっと!ずっと!
会いたかった!」


暁「俺もお前に会いたかった・・・」


美花「寂しかったです!苦しかったです!」


暁「ごめん・・・」


私達はこれまでのことを抱きしめながら
いっぱいいっぱい言った


凛「お母さん?」


落ち着き凛達の所にいき説明をした。


稟汁「それじゃあおじちゃんが僕たちの…
お父さんなの?」


暁「ああ」


凛「…お父さんは・・・」


暁「好きだ」


凛「「え?」


暁「俺はお前ら二人が大好きだ笑俺の自慢の
可愛いガキだよ。」


凛「「?!..うわあ〜ああああ〜
おどうじゃん〜」


暁「?!うわ?!」


ドタン!


凛と凛斗は暁さん・・お父さんにダイブ
して泣きながら甘え出したのだ。


暁「はは笑笑お前ら母親に似て泣き虫だな笑」


美花「暁さん!」


春樹「美花」


凛達は泣き疲れ暁さんの腕の中で眠って
しまった。


それからはみんなと再会を楽しんだ。


美花「先生・・・」


春樹「あの時・・・急に、居なくなったから
心配しただろ!..」


美花「ごめんなさい」


春樹「..これからは暁と仲良くして暮らしてけよ
俺たちもいる、ガキの世話はみんなでやる」


美花「はい・・・.」


広「バカ美花」


美花「先生ひどいです〜笑でも
私バカですね笑」


広「なんかあったらすぐに言えよ助けるから」


美花「はい、先生は私の大好きな担任です!」


広「?!..そんなこと言うと・・・」


春樹「我慢だ」


広「お前が変わってなくてよかったよ笑」


美花「はい!笑」


明「双子、お前と暁にそっくりだな笑
特に双子は目元が暁にそっくりだ」


美花「わかります笑私あの子達が居たから
頑張れたんです。
これからも頑張りますね!」


明「はは笑」


桃「美花!!」


美花「?!桃ちゃん!笑」


桃「!…・・」


美花「桃ちゃん・・・苦しいよ笑」


桃「あんたはこれぐらいがちょうどいいのよ!」


美花「…・ただいま」


桃「おかぇり笑」


?「お母さんこの人誰?」


美花「え?!こども!」


桃「薄よ、流との子供」


美花「?!それって」


流「美花おかえり」


美花「流!笑おめでとう」


流「ありがとう笑」


?「美花!」


美花「うわわ、あ、杏奈さん!」


杏奈「帰ってくんのが遅いのよ!」


美花「ごめんなさい、ただいま、お姉ちゃん」


杏奈「?!おかえり、」


美花「杏奈さんも妊娠してるんですね!
おめでとうございます!」


杏奈「ありがとう!」


瑠生「みかん!」


美花「瑠バカ!ニコちゃん蒼くん!」


ニコ「おかえり」


蒼「おかえり」


どうやら潤さんがみんなを呼んでくれた
そうで私はみんなと再会し最高の年になった。


長い時間・やっと家族になれたね・・・


これからは辛い事も嬉しい事もみんなで
乗り越えたい。私はもう一人じゃないんだ。
幸せになれるんだね。


凛「「おかあさん!」」


美花「これからはお父さんとも暮らせるよ」


凛「やった!笑」


稟汁「本当の家族だね!笑」


美花「うん!」


いろんな出会いをくれてありがとう


これからも永遠に愛し合えることを
願います。