美花
いつの間にか寝てた私は人の声で意識を
取り戻した。
美花「ここ、車の中?……」
?「起きたか、気分はどうだ?」
美花「?!」
起き上がると、先程の男性に寝かされた
?「まだ寝とけ」
美花「はい……」
落ち着くな……
?「名前なんて言うんだ?」
美花「桃原 美花です」
暁「俺は九条 暁よろしく」
美花「よろしくお願いします」
暁「ああ」
美花「あの、どこに向かってるんですか?」
暁「俺の家」
美花「え?!」
暁「お前その傷で帰れんの?」
美花「自分でいつも手当してるので」
暁「適当だろ」
バレてる
暁「きちんと手当しねぇと傷が残る」
美花「はい……」

