美花


    今の私は抜け殻と一緒・・・・・
   先生に励ましてもらったけど


美花「会いたい」


ニコ「え?」


美花「?!何でもない!」


ニコ「そう…」


  何やってんだろ…

  
  忘れるって決めたのに


  ふっ…


  そんなの出来るわけない、
 簡単に忘れるほど軽い気持ちじゃないよ


  酷いです…遊びでこんなに本気にさせて
どうして私を愛したの?どうして…指輪なんか
最後に抱いて…意味がわからないです。


蒼「美花…そんなに辛いのか?」


美花「…」


瑠生「みかん」


  いつのまにか暁さんのことでいっぱいで
泣いていたのだ。


美花「ご、ごめんね…なんだか暁さんの事
   考えてたら、涙でてた…はは笑」


美花「泣き止むから…ヒック…ん…」


桃「そんなに忘れられないの?」


美花「できない…どうしても!思い出から
   私に優しく笑いかけてくれた顔が、
   頭から離れないの!…」


桃「?!」


  いつの間にか怒鳴る形になってしまった


ルイ「そんなに辛いならルカ」


ルカ「あっその事、俺達がお前を」


流「抱いてやろうか?」


秋「お前が壊れるぐらい」


ニコ「お前ら!!!!!」


桃「なにいっ「みんなに抱かれたら
  忘れられるなら」は?」


美花「他の人で記憶が気持ちが消えるなら」


  私は何かが切れたように言いかけた所で
イスから床に倒れてしまった


桃「美花?!」


秋「?!」


ルイ「美花!しっかりしろ!」


ルカ「美花…ろ…おれ…の…聞こえ」


  途切れて聞きづらい…だめ…瞼が…


  みんなが私に声をかけるけど私は
 だんだん瞼を閉じて意識を手放した



美花「あか…つき…さん」


全員『?!』