美花「どこ行くの?」


桃「ショッピングモール!
どこかでケーキバイキングやってるみたい」



桃ちゃん私を元気ずけるために....なのに
こんなに落ち込んでたら桃ちゃんだって
辛いだけだよね....


美花「うん笑」


桃「わぁー....美味しそ笑」


美花「ほんとだね」


桃「さ、飽きるまで食べ続けるわよ!」


美花「うん!」


桃「このモンブラン美味し〜
甘さを控えてて食べやすい!」


美花「このいちごタルトなんて贅沢だよ!
いちごがこんなに!」


桃「ほんとだ笑ひと口ちょうだい!」



美花「いいよ笑」



なんだか、少し落ち着いた。


桃ちゃんに感謝しかないよ笑



桃「ふう〜結構食べたわね笑
そろそろ帰ろっか笑」


美花「うん笑」


楽しく桃ちゃんと話していると
ショッピングモールで私の好きな人が
横を通り過ぎた。



美花「え……」


もし暁さんなら私に声をかけてくれるはず…


桃「ねぇ、今の人美花の彼氏に
似てなかった?」


やっぱり見間違えじゃなかった。


私は後ろを振り返り暁さんを見ると
知らない女の人と腕を組んで
楽しく話してた......笑っていたのだ。


美花「どういうこと.....」


桃「美花・・・・・・」


桃「美花……」


確かめなきゃ!


桃「あ、美花!」


美「暁さん!」


暁「......」


その人は足を止めた。


やっぱり暁さんだ


?「暁この子誰?」


暁「知らねえ、」


美花「え..・・・」



?「ふう〜んあんたもしかして暁の追っかけ?」


美花「……!」


暁「誰かは知らねぇけど気安く話しかけるな」


美花「どういうことか説明してください!」


暁「何をだ」


美花「この状況をです」


暁「他人のお前に話すことなんてあんのかよ
てか邪魔、失せろ」


美花「え……今なんて……」


「失せろ」それを言われ何も言うことが
出来なかった・.....


暁「…....」


?「暁の追っかけちゃん?もう帰れば?笑」


美花「帰りません!
私は暁さんと話があります!」


?「だって〜笑」


暁「.....結衣あいつらと先に行ってる」


結「はーい」



暁「それで話ってなんだ」