遊「?!」


美花「褒められたいのはわかります。でもこんなことして遊さんは本当に褒められると思うんですか?曖昧な褒められかたで本当にいいんですか?」


遊「それじゃあ、それじゃあ!どうすればいいんだよ!!」


美花「簡単だよ」


遊「は?」


美花「遊さんの思いを桃ちゃんに伝えればいいんだよ!
後悔した事全てお姉さんに今言わないと遊さんは
前に進めない…遊さんの道を進まないと…」


美花「いつまでもお姉さんの言いなりになってたら
何も変わらないよ?
前に進んでもいいんじゃないかな?」


遊「くっ・・・今からでも間に合うかな・・・」


美花「間に合うよ!遊さんが前に進む限りね!」


遊「俺弱虫だからすぐ泣くし姉ちゃんに役立たずて
言われてきたけど伝わるかな?」


美花「伝わるよ!泣いてもいいんだよ?
自分の気持ちが大切なんだから」



遊「...くっ・・・お前・・・変わってるよ・・・」


遊さんは涙を流しながらゆっくりと言い終わった。


遊「…•逃してやる」


美花「?!いいの?」


遊「ああ、前に進むことを教えてくれたお礼だ」


美花「ありがとう」


遊「そうだお前名前は?」


美花「美花よ」


遊「分かった」


そう言って私のことを解いてくれた
一緒に外まで行くと誰かが立っていた。


游「?!しまった!」


美花「え?」


男「やっぱりお前は役立たずだなー笑」


美花「誰?」


男「桃の言いなりみたいな男だ笑笑
それより女、倉庫に戻れ」


美花「嫌よ」


男「お前はその女捕まえてろ」


遊「無理だ」


遊「無理だ」


男「ああ?」


遊「美花…・・逃げろ、」


美花「?!そんな事できない!」


遊「いいから早く!」


美花「…・やー!!」


男「?!ぐは!」


遊「お前何やってんだよ!」


美花「私がおとりになる!遊さんはお姉さんと
話し合って!」


遊「今は!」


美花「今だからだよ!」


遊「?!」


美花「この機会に仲直りして私を
助けにきてね!笑」


遊「?!..すぐに助けるから」


美花「うん!笑」



そう言って遊さんは桃ちゃんの元に向かった


男「さっきはよくもやりやがったな!」


とにかくこの男に捕まらないようにしなくちゃ!


美花「ツ!」


私は倉庫の中に戻り捕まらないように走った、