〜桃編〜

なんなのあの女!

せっかく追い出したのに
なんでまた幸せになってんの?!
流は私のになったのに、これじゃ意味ない!


・・まあ、この私を出し抜けるとは思わなし
けどね!また、あの手使うか笑


それにしても流と美花が仲直りしたのは
予定外だったわ、慎重に動かないと

ルカ「桃?大丈夫か?」


桃「…大丈夫!えへへ仲直りしたかったのに
喧嘩しちゃったね・・・」


ルカ「悪い・・・」



桃「ううん!大丈夫!ルカが謝らなくて
いいんだよ~笑」


ルカ「桃は優しいな」


当たり前でしょ・私はチヤホヤされた
いんだから。それにルカは今私の手の中笑



桃「帰り流のところ行ける?
もしかしてまだダメなの?」


ルカ「ああ、まだ美花かお前のどっちが
正しのか探してるらしい、
あいつがどう見ても犯人なのにな」


桃「仕方ないよ笑」



ルカ「ああ・・・」

ルカは何かを考えながら私の頭を優しく撫た。


…美花、次のターゲットは、あんたの二人目の男よ笑この私があんたの何もかもを全部奪ってあげる笑笑


ガラガラ



チャイムが鳴り美花も教室に帰ってきた。
さっきとは違って明るい表情で、どうせその
笑顔を私がまた壊して闇に落ちるだけなんだ
から笑笑

今のうちに笑ってなさい笑


桃「美海ちゃんおかえり!」


ニコ「美花に気安く話しかけないで」


美花「ニコちゃんいいから、また喧嘩になる」


ニコ「美花が言うなら・・・」


桃「美花ちゃん、今日ちょっと話したい事
があるんだ…いい?」


美花「?!..・なんのつもり?」


桃「ちゃんと話さないと美花ちゃんと
仲直りできないと思って・・・」



美花「私、は・・・桃ちゃんとはなすことは
今は出来ない」


桃「でもちゃんと話さないと仲直りが…・・」


美花「それなら瑠生達が一緒ならいよ・・・」


桃「二人はダメなの?」


美花「それは絶対に嫌だ」


チッあの時とははうまくいかないか…
だったら笑笑


桃「うん!いいよ!」


美花「?!..それならわかった」