男 「見ろよ笑
こりもせず来てやがる」


女 「裏切り者のくせに学校来るなよ笑」


女 「確かに〜」


男 「裏切り者!学校来んな!」


男 「桃様が汚れるだろ!」


桃様……黒龍の現姫
私の居場所、大好きな人まで奪った相手


?「チッ……朝っぱらから最悪だぜ」


美花 「ルカ」


ルカ 「俺の名前を気安く呼ぶな!」


黒龍の幹部 翔馬 ルカ(16)
双子のルキも幹部


美花 「ごめん……なさい」


ルカ 「話しかけてくんな!」


ドン!


ルカは手加減なしで突き飛ばした


美花 「ッ!」



ルカ 「嘘泣きしたら許してもらえると
おもってんだろ?」


美花 「……」


違う、本当に痛いんだよ……
嘘つきは、みんなの方よ、涙を堪え
立ち上がった私は教室に向かった



ガラガラ〜


男 「来たぜ笑」


女 「今日もいじめよ笑」


色んな声が聞こえたが全て無視した
机には【裏切り者、ブス、消えろ⠀】そんな
言葉が落書きされていた。


美花 「はぁ〜」


女 「足りないなら付け足そうか?笑」


女 「可哀想笑」


そう思うなら、書かなければいいのに


私はHRまで落書きを消していた


ガラガラ〜


先生「みんな席ついて」


美花 「……」


先生 「……」


先生ですら見て見ぬふり


それでも担任?


それからお昼ご飯になった


私は誰にも邪魔されずゆっくり
食べれそうなところを探し、木下で
食べることに決まった


美花「今日も頑張ったよね」



あ、泣きそう…泣き虫だな〜私


でも、我慢よ美花、負けたら終わり


美花 「美味しい、明日もウィンナー入れよ」


また、みんなと遊びたい、笑いたい


食べ終わった後汚い机で2時間を過した


女 「ちょっと、話があるから来て」


私は言われるまま着いてきた


すると私をトイレの廊下に突き飛ばした


美花「あっ……ッ!」