モヤモヤのまま時間だけが過ぎて、
下校の時間になった。
瑠生「うっし!帰るか!」
美花「うん!」
蒼弥「けど、車待つだけだけどな」
門まで向かうと女の子達に一瞬で
囲まれてしまった。
私は1人残された
これまた、凄い勢い……
校門の前に黒の車が止まっていた
美花「あの車、」
ガチャ、バン!
暁「迎えに来た」
本当に来てくれたんだ
暁「お前、少し冷えてんな、またせたか?」
美花「いいえ、今さっき着いたので」
暁「そうか」
ニコ「ピンク色の空気だねー」
全員『……』
暁「美花、帰ろ」
美花「はい」
暁「おまえらも、乗れ」
3人『ありがとうございます!』
みんなで車に乗るその直後
女「何あれ笑昨日の足りなかった?」
女「動けなくなるまでやれば良かったね」
女「ほんとにー最悪」
美花「……」
暁「美花、少しここで待ってろ、潤来い」
潤「……了解」
暁「瑠生、美花と遊んでろ」
瑠生「はい」
美花「……」
暁「直ぐに戻る」
そう言った暁さんの目には、怒りの目だった
私は、ドアが閉まる瞬間目を離せなかった

