潤「後で親御さんに俺から伝えてやる」
美花「……あなたは誰ですか?」
潤「俺は春先 潤 暁のマブダチ」
美花「よろしくお願いします」
暁「着いた」
美花「あの、ありがとうございます」
暁「気にするな」
何この家……大きすぎ
暁「お前歩けるか?」
美花「はい」
歩けると言ったものの、痛みで全身を襲った
潤「大丈夫か?」
美花「……大丈夫です。」
暁「我慢して歩こうとするな」
暁さんは私を抱っこして歩き始めた
恥ずかしい
美花「暁さん達は会社の社長とかですか?」
暁「違う」
美花「そうなんですね」
何この空気、気まずすぎる
お母さん、助けて〜!
潤「そこそこ金持ちだよ、社長って言うより
九条組の会長、てかヤクザの組長
だけどな笑」
美花「え?!ここ組なんですか?!」
暁「余計なこと言うな!…怖いか」
美花「いいえ、かっこいいです」
暁「そうか笑」
潤「2人の周りだけ空気がピンク色だな笑」
襖の絵龍だ…なんて綺麗なの
潤「…」
暁「ククっ笑」
美花「え?」
暁「お前顔に出すぎ」
美花「……///」
スーッ
組「「「「「おかえりなさい組長」」」」」
これまた…迫力のある人達
潤「大丈夫?笑笑」
美花「は、はい」
暁さん達は何も言わずに真ん中の道を進み始めた
暁「遼、治療してくれ」
?「あいよ」
高そうな座布団に座らされた
?「治療するから怪我、足見せてくれ」
美花「はい」

