私を包む,不器用で甘い溺愛。


SFも良く分からないけど……

あぁ,この辺なら……

女性好きのしそうな恋愛の物語も,いくつか見つけた。



「これ……! これがいいわ,榛名くん」



綺麗だと手に取ったDVDのケース。

言いながら,裏返してあらすじを読む。



「……時期に来る別れを知っている男女の切ない恋愛のお話みたいよ」

「うん,いいね。それにしよう」



でも,ほんとに良いのかしら。



「恋愛ものよ? 榛名くん,見たりするの?」

「見ないよ,1人じゃあんまり。映画も同じだけどね。でもありすとなら何でも見るよ」



私……?

私と映画じゃ関係ないわ。



「それに,恋愛の映画なんて素敵じゃない? ムードが出来上がったりして」

「……もうっ。映画は映画で楽しむものよ」



定番って,もしかしてそういう意味だったりしたのかしら……?

榛名くんに言いながらも,実はあんまり自信がない。