分かっていないから、未だってきょとんとしている。
……それすらも可愛いんだから、分からせなきゃいけない。
俺だって結構、我慢してるんだよ?
毎日毎日、空音が可愛すぎてどうにかなりそうなくらいなんだよ?
『風真君がオカルト同好会に誘ってくれて良かったっ。』
空音がオカルト同好会に入ってくれて半年した時に言ってくれた、その言葉。
その言葉で俺がどれだけ救われたか、どれだけ嬉しかったか。
……どれだけ、惚れ込んでいるのか。
今は部活中。会長だから尚更、こんな事されるのは許されない。
でもその前に、俺だって男だ。我慢ももう、できない。
というか今回の企画は、俺が原案を出したけどいろいろ動いてくれたのは三年だ。
空音を抜いた二年も手伝ってくれていたらしく、その時には酒原がこう言ってくれた。
『いい加減咲来ちゃんに告っちゃいなよ。俺ら、めっちゃ焦らされてんだから。』
……って。
まさか、俺の気持ちがバレていたなんて思ってなかった。
隠し事は上手いほうだとは思っていたのに、恋の事になると盲目になるのはあながち間違いではないらしい。
……それすらも可愛いんだから、分からせなきゃいけない。
俺だって結構、我慢してるんだよ?
毎日毎日、空音が可愛すぎてどうにかなりそうなくらいなんだよ?
『風真君がオカルト同好会に誘ってくれて良かったっ。』
空音がオカルト同好会に入ってくれて半年した時に言ってくれた、その言葉。
その言葉で俺がどれだけ救われたか、どれだけ嬉しかったか。
……どれだけ、惚れ込んでいるのか。
今は部活中。会長だから尚更、こんな事されるのは許されない。
でもその前に、俺だって男だ。我慢ももう、できない。
というか今回の企画は、俺が原案を出したけどいろいろ動いてくれたのは三年だ。
空音を抜いた二年も手伝ってくれていたらしく、その時には酒原がこう言ってくれた。
『いい加減咲来ちゃんに告っちゃいなよ。俺ら、めっちゃ焦らされてんだから。』
……って。
まさか、俺の気持ちがバレていたなんて思ってなかった。
隠し事は上手いほうだとは思っていたのに、恋の事になると盲目になるのはあながち間違いではないらしい。

