私、咲来空音。高校二年生。
どこにでもいる普通の女子高生……と、自分では思うけれど。
「これ、作り物にしては再現度高い……。」
きっとこの趣味は、普通の女子高生ではない。
「ふぅ……流石に眠い……。」
大きな息を吐き出しながら、テレビを消してベッドにダイブする。
近くのローテーブルには、何枚ものホラーCDが広がっている。
さっきまで私は、このCDを見ていたのだ。
私の趣味……というか、私はオカルト大好き女子高生。
私は幼い頃から、両親にホラー物のCDやオカルトのお話をたくさん聞かされていた。
最初は私も怖がっていたけれど、段々と私もオカルト脳になっていってしまった。
……そして、今の私ができている。
だけれど、本当の心霊スポットやお化け屋敷に入る度胸はない。
だって、聞かされるお話や借りるCDは自分が体験しているわけではない。
それ故、画面越しや人伝なら得意。
でも……自分が体験するとなると、それは全力で拒否をする。
どこにでもいる普通の女子高生……と、自分では思うけれど。
「これ、作り物にしては再現度高い……。」
きっとこの趣味は、普通の女子高生ではない。
「ふぅ……流石に眠い……。」
大きな息を吐き出しながら、テレビを消してベッドにダイブする。
近くのローテーブルには、何枚ものホラーCDが広がっている。
さっきまで私は、このCDを見ていたのだ。
私の趣味……というか、私はオカルト大好き女子高生。
私は幼い頃から、両親にホラー物のCDやオカルトのお話をたくさん聞かされていた。
最初は私も怖がっていたけれど、段々と私もオカルト脳になっていってしまった。
……そして、今の私ができている。
だけれど、本当の心霊スポットやお化け屋敷に入る度胸はない。
だって、聞かされるお話や借りるCDは自分が体験しているわけではない。
それ故、画面越しや人伝なら得意。
でも……自分が体験するとなると、それは全力で拒否をする。