「また、後半頑張ってね。」 「うん。次は、絶対決めるからっ!」 私は、笑って頷いた。 「よしっ!頑張れそうっ!」 「良かったっ。じゃあ。」 そう言って、手を振ると隼人も返してくれた。 「はぁーっ。」 やっぱ、作ってきて良かったな。 次は、点入れれるといいけど…。 なんて、思って席に戻ろうとしていた。 けど……、 「………あれ?」 どこだったっけ…? 周りを見渡す。 でも、分かるはずがない。 こんなに広いんだから。