「え…!」
私は、驚いて言葉が出なかった。
まさか、響音さんが私のことを好きだなんて思わなかったからだ。
でも、響音さんと両思いということがじわじわと分かってくると、すごく嬉しい。

もちろん私の答えは、
「よろしくお願いします。いつまでも響音さんの傍に居させてください。」

そう私が言うと、響音さんはとびきりの笑顔でやったー!!と叫んだ。
その様子が、いつもの響音さんとかけ離れていて、私は不覚にも可愛い。と思ってしまった。
「じゃあ、帰りますか。」
そう、響音さんが言った。
「はいっ!打ち上げですね!」

私たちは、手を繋いでみんなの元へ帰って行った。

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START&L♡VEがもっと有名になり、後に大スターを生み出した、敏腕マネージャー・橋本桜と呼ばれるのは、もう少し先の話。