「おじさんたちのこと、気にしなくていいわ。それから、あなた自身のことも。あなたの気持ちが落ち着いたらゆっくり話をするつもりだけど、あなたはしばらくここでのんびりすごすのよ。ここなら安心だから。いいわね?」

 ほんとうは彼女と目線を合わせたい。だけど、いまのこの左足で膝を折るとかぜったいにムリ。

「それよりも、きれいな髪をどうにかしないとね」

 このほつれや絡まりは、どうしたらきれいになるのかしら?

 悩んでいると、彼女はシャルロットを東屋の床におろし、右手でわたしの短髪を触ってきた。