「でも、でもね。どうしてあなたが国王陛下と王妃殿下にわたしを紹介するわけ? さっき、紹介するって言ったわよね? あなた、言葉の使い方がおかしいわよ」
「どうでもいいじゃないか。おれは、彼らを知っている。だから、きみを紹介するで合っている」
「そうでしょうとも。それだったら、わたしも彼らを知っているわ。あなたを紹介出来るわよね?」
「あー、もう嫌だ嫌だ。屁理屈はやめろよ。きみは、おとなしくついて来ればいいんだ」
「それがおれ様だって言うのよ」

 どうして? どうしてこうなるの?

 気がついたら、椅子から立ち上がってすごい剣幕で彼に詰めよっていた。